新宿から５００キロ

祭りから一夜明け、

キャンプ場で目覚めた月日、天気のよい日曜日。

目覚めると、周りはにぎやかにＢＢＱするファミリーが沢山でした



キッズに「何あれ変な自転車」と率直なご意見をいただき、

せっかくの出会いなので、ついでに変な自転車で追いかけ回してやろうかと思いましたが、

やってませんよそんな大人げないことは。



荷造りをして、さあ出掛けようと思いメーターを見たら、

ついに新宿からキロになっていました・・・




この日の目標は、伊良湖岬までの途中にある、田原市に入ること



途中、そういえば浜松で鰻を食べなかったな・・・と思い出し、

堅い財布のひもを解いて（苦渋の決断）、お店に入ってみました。

号線沿いのお店、さぶちゃん。



関東の鰻みたいに、蒸してから焼いている、とは違って、

完全蒲焼・・・香ばしいです。



お店のおかみさんに、「どこまでいくの」と聞かれ、

例によって「私たちは４７都道府県を・・・もにゃもにゃ・・・」

と、説明すると、「すごいじゃん」と盛り上がってくれて、

カウンターに座っているお客さんに、

「ちょっとあんた、千円ちょうだい・・・いいから出して」

と、何の説明もなく強引に千円出させて、ＣＤを買ってくれました

その流れで、またしてもライブをしていないのに何枚か買っていただいてしまい、

初めて、お客さんの着ているＴシャツにサインしてきました

皆さん、どうもありがとうございました



さらに進む、号線・・・



地図で見ると、わりと平坦な道なのかな、と思っていましたが、とんでもない

小さいアップダウンがこれでもかこれでもかと言うほどに待ち構えていて、

ハマちゃんはキレ気味

すっかり電池の切れてまった私



しかし、あまりにも周囲に何もなく、

途中、市街地の看板が右側に出てくるも行き先から外れてしまうので行く気になれず、

田原市の端っこに一応入った、という安心感で、

仕方なくサークル○の横っちょにある空き地で野宿・・・



恐るべし　号線

っていうか、今見たら、本当にちょこっと愛知県に入っただけだった・・・ガクッ



ワカコ

自転車でリアカーを引きながら全国一周ライブを行ってます。「UCHI-BENKEI」のはたを見かけたらお声掛けください！

浜松で祭りだ！

ええ、それは月日、土曜のことでした。

私たちは、なぜこんなに不機嫌になるくらいムキになって浜松へ行こうとしていたか・・・

それはもちろん、

当初の予定より荷物が重くて自転車のスピードが出ない

ということで、旅が思ったように進まないことへの焦りもありましたが、

何よりこの日は、ＢＢＱの約束をしていたからです



Ｔｗｉｔｔｅｒで２、３日前に雪月花さまより高級な和牛を差し入れて下さる、という、

ひゃっほうなお話をいただいたのでした

そんなら、がんばれないわけないじゃないですか



というわけで、

浜松までキロ、という中途半端な地点から出発し、

まずはビックカメラ浜松店さまにごあいさつ

店長様にご挨拶させていただきました。



それから、灼熱の太陽の下、一心不乱に号線をひた走り、

ハマちゃんのブログ「Ｂ食倶楽部」でお世話になっている後藤さんの待つ弁天島へ

箱を開け、和牛さんの輝きに我を忘れる・・・


だって、こんな感じですよ


静岡で仕入れていただいた玉ねぎが、とてもジューシーで美味しい


雪月花さんの、どうしちゃったんだろう・・・っていうくらい、美味しいタレ


このタレは、更に私をアホにします


お腹一杯いただいたところで、後藤さんも我らの愛車に試乗



更に、普段から私たちのつぶやきを見ていて下さった後藤さんより、

マット（寝袋の下に敷くやつ）とビールをいただきました



・・・なんだかもう、いろんなことが満たされちゃった日でした・・・




キャンプ場って、テントを張っていてもいつもより安心して眠れますね・・・

マットもあるし・・・

というわけで、前日のモーレツ少睡眠爆走が祟って、

翌日昼過ぎまで



ワカコ
自転車でリアカーを引きながら全国一周ライブを行ってます。「UCHI-BENKEI」のはたを見かけたらお声掛けください！

体力の差・・・？

前日のライブの反省を元に、練習をしてから眠った前夜


おかげさまで、安らかに目覚め、

ホテルの朝食を、た〜んと食べて、

テレビのニュースを見て「その転び方でその怪我はないだろう・・・」
とか言って、

わりとふつうな感じの朝を久々に迎えました



ふつうの朝の幸せをかみしめたとさ・・・

おしまい。






・・・、あ、そういうのじゃないよね〜・・・




そう、そういうわけで（どういうわけで？）、

ホテルのオーナーさんに「遠回りでも号を進んで浜松に行ったほうがいいよ」と言われ、

やはり土地勘のある方の指示に従おう、というわけで、

遠回りだけど坂が少ないと思われる号をひた走ったのでした


途中、風が強すぎて進まない・・・ので、

泣く泣く旗を下す、でも、見えるようにかぶせて


途中やっと、海に出会う

やった〜なんだか嬉しいなあ



出発するときから、ずっと気がかりだった、私たちの看板。

通りがかった看板屋さんで作っていただきました


途中、浜岡原発の前を通りかかって、テンションが上がるハマちゃん。


なんか、その上がり方、へんでしょう・・・



さらに漕ぐこと・・・時間。

すっかり日も暮れました。


でも、この日の合言葉は「いざ浜松」

あきらめるわけにはいきません・・・

・・・

・・・

・・・

浜松まで、あとキロという地点で、

ついに最後の休憩場所から動かなくなったはまちゃん。

ソフトクリームに現実逃避


カメラを向けても、いつものサービス精神ゼロ



そんな険悪な雰囲気の中、浜松到着を断念して、

親切な店員さんにバッテリーを充電させてもらいつつ、

ファミレスで一夜を明かす二人なのでした・・・

ファミレスで一晩過ごすって、学生時代を思い出すなぁ・・・



ワカコ



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