
気が付いたら、今日から七月ですね

思えば、今製作中の映画のことも、
去年の日本一周ツアーのことも、
「やろうじゃん


ちょうど二年前、





それから、ひたすら協賛を申し込みに行ったり、
いろいろな方とお話してアドバイスをいただいたり、
はまちゃんを始め仲間たちと話し合ったり・・・
っていうか、去年の今頃は、もう映画が完成していると思っていたなぁ


という話はおいといて、
ええ、誰が何と言おうとあっちに置いときますよ、
えいっ


最近ですね、ハマちゃんは追加撮影とか編集とかで忙しいっぽいけど、
ワカコは何しているんだ、遊んで暮らしているんじゃないか、
という失礼な投書をいただきましたので(←いただいてません

ちょっと言い訳とかしてみますと・・・
遊んで暮らしていると思っていた人、一歩前へ



昨日の今日でやっとひと段落ついたから言うけれど、
私は各種申請書類とか、企画書やらご案内やら、いつも事務作業してるんだじょ

あと、
私だって追加撮影にも行くもんね

あーーーーすっきり

さあっ、それじゃ、最近の撮影とかの状況をお話しようかなっ

4月の後半から5月の前半まで、私達は中国地方や九州に取材に行っていたのですが、
そのメインの取材は食肉センターでの屠畜の取材だったわけです。
正直言って、ツアーの中で山地酪農の牧場を見せていただいて、
「牛って・・・なんてかわいいんだろう・・・

やっぱり屠畜を見る、というのはなかなかハードなものです。
でもね、生きている動物がかわいくて、
その後そういうことが行われているかをとりあえず見ないことにして、
焼肉美味しいな〜って、何かそれどうよ

牛乳は、お母さんの牛が子供に飲ませるために本来作られているものを、
私達がありがたくいただいているわけであって、清涼飲料水とは別物なわけですよ。
まあ、そんな大人にとっては頭では理解してる現実を、
ちゃんと目に見て、記録してきたわけです、作品にするために。
(内容の写真の掲載は控えます。)
そして、感想。
正直言って、気持ちが悪いとかあまり思わなかったですね。
センター内もかなり衛生面に気を使っているようで、匂いがキツイこともありません。
どちらかというと、生き物の不思議、いのちの不思議に心奪われていました。

そして、解体をしていくわけですが、
そうか、体ってこうなっているんだな、という感じ。
なんだか、こういうときに「かわいそう」「残酷」みたいな心情を書かないと、
ずいぶん冷静というか冷徹な女だな、と思われそうですが、
しょうもないヒューマニズムを持ちだして直面する現実と自分の間にカーテンをひく、
みたいなことが好きではないんですね。それは仕方ない。
去年の口蹄疫の問題や、つい最近のユッケ問題などで、
食肉センターへの取材なんて本当は受け入れたくない、
という思いがもしかしたらあったかもしれませんが、
市の職員の皆様と食肉センターの皆様のご協力に感謝しています。
あらためまして、お礼を申し上げます。
そして、日々の人々の食卓のためにささげられている沢山の家畜のいのちに、
あらためて感謝します。

ワカコ
自転車でリアカーを引きながら全国一周ライブを行ってます。「UCHI-BENKEI」のはたを見かけたらお声掛けください!